タブレットとノートPCの利用シーンによるおすすめの使い分け方

調査機関IDCのレポートによると、タブレットの出荷台数は2013年第4四半期に初めてPCを上回り、2015年までに年間出荷台数でもタブレットがPCを上回るだろうと予測をしているそうです。タブレットの出荷台数は年々増加の一途をたどっていますが、PCの出荷台数は年々落ち込んでいます。
2013年第4四半期、タブレットの出荷台数は8410万台に達する見込ですが、PCの出荷台数は8310万台にとどまり、タブレットがPCの出荷台数を抜く日も近いと言えます。

みんなノートPCではなく、タブレットを買うようになっているということは、ノートPCが要らなくなるということなのでしょうか。今日は出荷台数が逆転しそうなタブレットとノートPCの使い分けについてまとめてみたいと思います。

<ライトな使い方であれば問題なし>
・Webページを閲覧する
Webページの閲覧はほとんどのタブレットで問題なく閲覧ができますし、よほど重いサイトでなければ
ストレスなく行うことが出来るでしょう。ただ、iPadなどの一部端末ではFlashを使ったコンテンツが
閲覧できないなどもありますね。

・メールをする
メールも問題なく出来るでしょう。ただ、かっちりした文章や少し長い文章を打とうと思ったら
やはりPCのほうが上と言わざるを得ません。また、タブレット添付ファイルが開けなかったりすることも
多いようですね。もらったメールに返信、くらいであればタブレットで問題なしです。

・RSSリーダーを使ってニュースをチェックする
これはもはやタブレットのほうが上ではないでしょうか。筆者は特にFeedlyとPocketを使って毎朝
ニュースをチェックしていますが、「タップ長押しで保存」などという操作がノートPCにはないので
「ノートPCで見てくれ」と言われても不安なくらいです。

<オフィスソフトを使うならノートPCのほうがいい>
・WordやPagesで文書を作る/ExcelやNumberで表計算をする/PowerPointやKeynoteなどのプレゼン資料を作る
新規のドキュメントを1から作るのであればノートPCのほうが格段に上でしょう。ただ、出先で
ちゃちゃっと修正をしたり、「あれ、あの数字どうなってたっけ?」とチェックをするくらいであれば
起動時間が短いタブレットに分があります。

<専門的な使い方はやっぱりノートPC>
・動画編集や写真編集をする
簡単な写真編集であればタブレットのほうが無料アプリケーションが豊富でいいかもしれません。
Instagramでちょっとしたエフェクトをつけたり、たまたま写り込んだおじさんを消したいという
時はTouchReTouchというアプリケーションがとても便利です。
ただ、凝った編集をしたかったり、その写真を整理・保存したいという時はノートPCでやりましょう。
・プログラミングをする
これはWindowsタブレットであれば不可能ではないと思われます。が、CPUのパワー不足や
スクリーンキーボードだった場合はかなり使いづらいでしょう。
プログラミングをやるならおとなしくノートPCを持ち歩いたほうがよさそうですね。

<まとめ>
営業マンの外出や休日に持ち歩くならタブレットで全然問題ないでしょう。
クリエイターや専門職はノートPCを持ち歩くのをお勧めいたします。